「太田さん、家を建てたいので宜しくお願いします！しかも、ゼロエネルギー住宅で！」その言葉からゼロエネルギー住宅のプロジェクトがスタートしました。

今回のお施主様は、実は太田建設のサッシ関係の取引先の業者の方です。普段は我々がお客様側ですが、今回は立場逆転です。そんなことは、どうでも良いのですが、大事なことは、業者の方が、自ら太田建設に声をかけていただいたという点です。サッシなどを取り扱う業者の方なので、工務店のつながりは他にもいっぱいあります。その中から迷わず太田建設を選んでいただいたこと自体が、とても嬉しく思いました。なんたって家づくりの裏の裏まで、いつも見てる方達ですから。完成見学会だけ奇麗に取り繕っても、業者の方々の目はごまかせません。作っている最中を見れば、裏の裏までバレバレです。

太田建設では、このように業者の方々からの住宅建築の依頼が結構あります。本当に感謝しながら感激しています。

それでは、ゼロエネルギー住宅を簡単にご説明します。家で使うエネルギーを大きいものから小さいものまで、全て省エネルギーを考えた家づくりです。例えば、大きいことでは、家自体を超高気密・高断熱にすることから始まり、小さいことは、水道の蛇口を節水にすることまで全てにおいてです。

家で消費するエネルギーを極限まで少なくし、太陽光発電で必要以上のエネルギーを生み出す。それがゼロエネルギー住宅の根幹です。それに付随して、家の中の温度差がない・高耐震構造・地球に優しいなどメリットはいっぱいあります。

当然、家を建てるときのイニシャルコストは高くなります。しかし、長く住めば住むほど、ランニングコストが効いてきて、25年くらいで元が取れます。それ以上、住めば住むほど得をしていくという感じです。詳しいことは、ゼロエネルギー住宅の項目をご覧ください。

先程も書きましたが、お施主様はお付き合いのある業者の方です。ですから、住み心地を顔を会わすたびに聞きます。へ～なるほど～って感じで、我々もビックリします。

例えば、冬場に服を選ぶのに、一度外に出て決めないと失敗するそうです。家の中が快適な温湿度に保たれているので、その感覚で外に出ると薄着過ぎて寒いそうです。なんか贅沢な話だな～って２人で笑いました。

そんな良いことずくめの自然素材の家＋ゼロエネルギー住宅。同じお金を払うなら、良い仕様にして快適に過ごした方が良いですものね。家の中の環境にお金をかけることが、実は人生ではとても大切なことなのです。

人生の半分以上を家の中で過ごすのです。そこへの投資が一番大事だとは思いませんか？