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基本仕様

セルロースファイバー断熱材

断熱材はセルロースファイバーという断熱材を使用しています。

日本の住宅で一番多く使われているグラスウールとは、比べ物にならないくらい性能が高いです。
しかも優れているところは、断熱性能ばかりではありません。

セルロースファイバーの機能や性能について、順をおってご説明させていただきます。

セルロースファイバー

■セルロースファイバーとは

まず最初にセルロースファイバーとは、なにからできているのでしょうか。
簡単にいうと、新聞紙を細かくしたものにホウ酸を混ぜ合わせたもの、それがセルロースファイバーです。

えっ そんなものが ???

と思われるかも知れませんが、なにを隠そう、そんなものがとても優れた機能をもっているのです。

■断熱性能と調湿性能

なんといってもセルロースファイバーは、冬暖かく夏涼しい断熱材です。

他の断熱材に比べ断熱性能が高いため、冬は外気の寒さをシャットアウトするため、とても暖かいのです。
夏は外気の暑さをシャットアウトするだけでなく、湿気を吸収してくれるので、とても涼しいのです。

夏の暑さは温度による暑さというより、湿度の高さによる蒸し暑さが不快感をあたえます。
セルロースファイバーは木質繊維からできているため、湿度を調整する調湿効果があるのです。
周りの湿気が多いときは湿気を吸収し、周りの湿気が少ないときは湿気を放出する効果です。

この調湿性能は、単に夏を涼しくするだけではありません。

湿気はものを腐食させる最大の原因です。
一番怖いのは、家の外壁と内壁との間の壁の中で結露を起こし、柱や梁などの家の構造体を腐食させることです。
その壁体内結露を起こさせないためにも、セルロースファイバーはとても効果的なのです。

日本は高温多湿のため世界でも物が腐りやすい国だと言われています。
セルロースファイバーはそのような日本の気候風土に、もっとも適した断熱材だといえます。

この断熱性能と調湿性能がセルロースファイバーの最大の特徴といえます。

■防音性能

断熱材なのに防音? と思われるかも知れませんが

セルロースファイバーは細かい木質繊維が密度濃く充填されているため、音を吸収してしまいます。

家とは、とてもプライベートな空間です。
できれば、外の音は聞こえない方が良いし、家の中の音は外へ漏らしたくない、そう思うのが当然です。

セルロースファイバーは工場などの防音に使用されている他、アメリカなどでは空港周辺の住宅の防音材として認められているほどです。
健康を保つためには安眠が不可欠ですし、音によるストレスも体に良くありません。

実際に太田建設のお客様でも、高速道路沿いに家を建てられたお客様がおられました。
家を建てる前は、高速道路の車の音を心配していました。
でも、セルロースファイバーの防音効果のお蔭で、なんにも気にならないと喜んでおられました。

■防虫効果

みなさんホウ酸団子ってご存知でしょうか。
ゴキブリやダニなどの害虫を寄せ付けないようにする、あのホウ酸団子です。

セルロースファイバーにはホウ酸が含まれているため、白アリ・ゴキブリ・ダニ・ネズミなど害虫を寄せ付けません。
そうかといって、人間にも危険かと言えば決してそうではありません。

ホウ酸とは、海水や土壌など自然界に広く分布している物質です。
眼科の殺菌洗眼にも幅広く使用されているほど、ホウ酸の殺菌力は安全なのです。

また環境にも優しいため、うがい薬・化粧水・消毒などにも用いられています。

■防火性能

セルロースファイバーは新聞紙を細かくしてホウ酸を混ぜ合わせたものです。

新聞紙ということは、火に弱い!

とご心配される方もいると思いますが、ご心配は無用です。

ホウ酸は物に吸着すると、一瞬にして相手から水分を奪う性質があります。
逆に吸着した物(ここでいうセルロースファイバー)が水分を失うと、水分を相手に戻す性質があります。


ようするに、新聞紙が燃え水分を失うと、ホウ酸がセルロースファイバーに水分を補給するのです。
その結果、セルロースファイバーは表面が炭化するだけで燃え広がることはありません。

■最後に

なんでこんないいことづくめの断熱材が世の中で広く使われないのでしょうか。
(実際にはここ最近でかなり増えてきましたが)

それは家のつくり手側の都合によるものなのです。
施工するのに大変なので、金額が高いなどの理由をつけてお客様にすすめません。

でも、セルロースファイバーにしたからといって、そんなに金額があがるわけでもありません。
いろんな工夫と努力は必要ですけど・・・

とにかく総合的に考えて、断熱材はセルロースファイバーに限ります。

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