外壁の下塗り開始
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一昨日あたりから春の足音が聞こえてきそうな陽気です。日中暖かくなって来ました。私の苦手な季節です。(花粉症なので・・・。)
モルタルは『セメント』、『砂』、『水』を混ぜて練ります。
そこへ更に数種類の調味料?を適量混入します。
今回は次の材料を使用するのですが、詳しく左官さんに聞いてみました。
・まずは『すさ』。すさはヒビ割れ防止のために使用します。藁スサです。
・次に『防凍材』。
これはモルタルの凍結防止やセメントの硬化促進用に使用します。
完全無塩化剤なので網を錆びさせることはありません。
・更に『網コスリ専用混和剤』。次工程での水打が不要になります。
可塑性も良くなり網への密着性が高まります。
防水性も生じるので雨水の浸透を抑制することもできます。

・最後に『作業性改善剤』。
モルタルに添加することで流動性 を付与する混和材です。
もちろん無石綿です。
以上基材合わせると7種類です。
これを混ぜ合わせ外壁に塗っていきます。当現場の左官さんは一人なので大変そうです。
練って、運んで、塗って、運んで、塗って、練って・・・・・。腕も必要ですが体力も必要ですね。
ある程度塗れたらホーキ引きをします。
これで次工程のモルタル塗りの密着性を良くします。
今日は暖かい日だったので作業することが出来ましたが、今後は天気予報と相談しながら進めていく日が続きそうです。
最終の仕上塗りまでにはまだまだ時間がかかりそうですが『しっくい仕上』楽しみですね。
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宮下
カテゴリ: 南欧風の家 高森 Y様邸